ダイエットする時の理想的な体重の落とし方
ダイエットする時の「理想的な体重の落とし方」の解説ページです。
一気に落とす?
地道に落とす?
理想的なその方法とは?
長期目線と短期目線
ダイエットする時は、「とにかく短期間で効果を出したい」という思考になりますよね。誰だってそうです。
長い期間行っていたら好きな食べ物も食べられませんしね。。。(泣)
そのお気持ちはよくわかります。わかりますが「短期間で目指すダイエット」はリバウンドする可能性が非常に高いということを書いて進めてみたいと思います。
ダイエット・体重を落とす際は、長期的目線で行うべきです。その方がより安全で、より健康的に、より身体に負担をかけることなく行えるからです。
短期的(短期目線)ダイエットでリバウンドをする理由
短期的で行うダイエットは筋トレで筋力アップ行っても、食事を相当絞ることになるはずです。芸事など、何か短期的な目標があって痩せなければならないということは食事を極端に絞る必要があるかなと思います。
一方で、一般的なダイエットで食事を極端に絞るというのはあれを減らしますよね。そう「糖質カット」「糖質制限」と呼ばれる糖質の存在。
糖質とは
炭水化物ともいい、「お米」「パン」「菓子類」「氷菓「アルコール」は全て糖質
上記全て糖質です。糖質の役目は「身体を動かすエネルギー源」。車で言えばガソリンのような存在。ガソリンが無ければ車は動きません。
人間にも同じことが言えます。糖質が無ければ身体は動かないですし、脳の唯一のエネルギー源でもあります。もちろん摂り過ぎは脂肪に変換されやすいですが、それは夜の話。朝と昼はその日1日身体を動かすため・生命維持するためにしっかり糖質摂取すべき局面。積極的に摂る・食べるべきです。
が、ダイエット時は朝から絶ってしまう方がまだ意外に多いようです。確かに糖質カットすると体重の落ち具合も速くなるケースもあるでしょう。が、それこそが「糖質制限ダイエットの罠」です
糖質制限し過ぎると身体はどうなるのか
上記のように糖質は身体を動かすエネルギー源。このエネルギー源が体内から枯渇すると、どうなるか?
体脂肪をエネルギー源として使いたい。ただ、中々エネルギーに変換しづらい(もちろんゼロではない)
ここでと脂肪と同時にタンパク質を分解させ、そこからエネルギーを取り出して生命活動を維持しようする。タンパク質だから「筋肉」を分解させる。これを異化作用といい「カタボリック作用」とも呼ばれる。
というマイナスな要素が働く可能性があります。では、なぜ筋肉量が減るとまずいのか?
筋肉はカロリーの工場
生命活動をする中で1日に消費されるカロリー消費量を「基礎代謝量」といいます。この基礎代謝量は、細かく言えば体液・血液の流れで使われたり、内臓の働きでも利用されています。
ただ、大部分は筋肉がそれを担っています。筋肉量が基礎代謝量を左右し、カロリー消費量を左右します。なので、糖質制限ダイエットが危険とされている理由は、この部分にもあったりします。
筋肉量は基礎代謝量を左右する健康な日常生活に送るのは勿論のこと、ことダイエット時には非常に大事になってきます。
長期目線で理想的に体重が落ちていくペース
理想的な体重が落ちていくペースは
1週間で体重に対して10%落とす
例:体重60キロだったら10%なので、600グラム落とすペース
これが理想的な体重の落とし方になります。
上記の例でいくと、1か月・4週間と考えて「約2,5キロ」のダイエット目標数値となります。よくダイエットは「1か月で2〜3キロ落としましょう」というのは、この考えからです。
仮にこれを超える数字が落ちていく場合、上記の筋肉異化分解のカタボリックが起きるリスクが高まると言えます。
ダイエットに励んでらっしゃる方、1週間で体重に対して10%。ぜひこのペースで進めてみてくださいね。